遠心加速度

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遠心加速度といってもその方向、つまり、力の方向に着目物体が移動するのではなく実際は力の方向と直角方向の接線方向に移動するものである。速度ベクトルの時間に対する変化率、即ち、速度ベクトルを時間で微分する(ベクトルの微分演算)と得られ、加速度ベクトルの特殊な場合である。遠心加速度はベクトル量であり、その方向は速度ベクトルと直角の関係にある。単位はm/s・sであるが、向きも指定される。尚、速度ベクトルの方向と加速度ベクトルの方向については、直線運動では関係があるが円運動や一般的運動(直線運動以外の立体的運動)では直接的には関係はないものである。尚、鉄道のレールにはカーブの場所ではレールの高さに高低差(及び傾斜)を作り、遠心加速度に対抗して横転を防ぐように設計しているので、減速は全く必要はないどころか、逆に減速をかけるとレールからの反作用とバランスの低下から横転しやすくなるのでカーブでの減速は危険であることが、自動車のカーブでの運転操作とは違うことである。鉄道の効率性はカーブでの減速の不必要にもある。JR福知山線事故についても、通常は十分な余裕で計算された高低差(及び傾斜)であるので、スピードの出し過ぎ(制限速度の倍までは安全とされているようである)が直ちに横転事故につながるということはないと考えられるので、別の原因も調べる要もある。