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2000年代中期より、低調状態が続くTBS水曜[[ゴールデンタイム|ゴールデン]]・[[プライムタイム]]の[[テコ入れ (テレビ番組)|テコ入れ]]の一環として、『[[渡る世間は鬼ばかり]]』シリーズを含む[[TBS木曜9時枠の連続ドラマ|木曜9時]]に放送されていたドラマ枠を事実上移行させる形で、27年ぶりに本枠を復活させる事となる。[[ハイビジョン制作]]。その第1作は2007年4月 - 6月に放送した[[ホームドラマ]]『[[夫婦道]]』の第2シリーズである。ソースはTBSのHP「水曜劇場『夫婦道』」ティーザーページ。http://www.tbs.co.jp/fufudo09/  
 
2000年代中期より、低調状態が続くTBS水曜[[ゴールデンタイム|ゴールデン]]・[[プライムタイム]]の[[テコ入れ (テレビ番組)|テコ入れ]]の一環として、『[[渡る世間は鬼ばかり]]』シリーズを含む[[TBS木曜9時枠の連続ドラマ|木曜9時]]に放送されていたドラマ枠を事実上移行させる形で、27年ぶりに本枠を復活させる事となる。[[ハイビジョン制作]]。その第1作は2007年4月 - 6月に放送した[[ホームドラマ]]『[[夫婦道]]』の第2シリーズである。ソースはTBSのHP「水曜劇場『夫婦道』」ティーザーページ。http://www.tbs.co.jp/fufudo09/  
  
しかし、この時間帯には『[[相棒]]』シリーズを含む[[テレビ朝日水曜21時枠刑事ドラマ|テレビ朝日の刑事ドラマ]]や[[テレビ東京]]の『[[水曜シアター9]]』も放送されているためか、『夫婦道』は全話2桁完走だった第1シリーズとは対照的に全話1桁で平均7.9%と苦戦を強いられた。また、第2作は[[橋田壽賀子]]の脚本で1976年に[[日本放送協会|NHK]]で放送された『[[となりの芝生#TBS版(2009年)|となりの芝生]]』のリメイク版を放送していたが、初回と第4回、最終回こそ2桁をとったものの、それ以外は1桁を記録、平均も9.7%と1桁に低迷してしまった。そのため、10月・11月・12月期は'''これまで放送されていたホームドラマではなく、[[サスペンスドラマ]]が放送されることになった<ref>サスペンスドラマを長年放送してきた[[月曜ゴールデン]]がヒューマンドラマ路線へシフトしたためという説もある</ref>ものの、'''『浅見光彦〜最終章〜』も視聴率に関しては関東地区で平均8.1%と苦戦を強いられ、2010年1月クールの『[[赤かぶ検事奮戦記#水曜劇場版|赤かぶ検事京都篇]]』も初回から'''9.4%'''と1桁発進し低迷した。これにより、[[2010年]]4月からは[[韓国ドラマ]]の『[[アイリス (テレビドラマ)|アイリス]]』が放送される予定<ref>[http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20100129-OYT1T00143.html YOMIURI ONLINE:ゴールデンタイムに韓流ドラマ…TBSが4月放映]</ref>
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しかし、この時間帯には『[[相棒]]』シリーズを含む[[テレビ朝日水曜21時枠刑事ドラマ|テレビ朝日の刑事ドラマ]]や[[テレビ東京]]の『[[水曜シアター9]]』も放送されているためか、『夫婦道』は全話2桁完走だった第1シリーズとは対照的に全話1桁で平均7.9%と苦戦を強いられた。また、第2作は[[橋田壽賀子]]の脚本で1976年に[[日本放送協会|NHK]]で放送された『[[となりの芝生#TBS版(2009年)|となりの芝生]]』のリメイク版を放送していたが、初回と第4回、最終回こそ2桁をとったものの、それ以外は1桁を記録、平均も9.7%と1桁に低迷してしまった。そのため、10月・11月・12月期は'''これまで放送されていたホームドラマではなく、[[サスペンスドラマ]]が放送されることになった<ref>サスペンスドラマを長年放送してきた[[月曜ゴールデン]]がヒューマンドラマ路線へシフトしたためという説もある</ref>ものの、'''『浅見光彦〜最終章〜』も視聴率に関しては関東地区で平均8.1%と苦戦を強いられ、2010年1月クールの『[[赤かぶ検事奮戦記#水曜劇場版|赤かぶ検事京都篇]]』も初回から'''9.4%'''と1桁発進し平均も6.3%前後と低迷した。これにより、[[2010年]]4月からは[[韓国ドラマ]]の『[[アイリス (テレビドラマ)|アイリス]]』が放送される予定<ref>[http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20100129-OYT1T00143.html YOMIURI ONLINE:ゴールデンタイムに韓流ドラマ…TBSが4月放映]</ref>。但し、初回から8%と1桁発進してしまった。
  
 
なお、休止期間中にも水曜ゴールデンタイムにドラマ枠が存在していた時期があった。詳細は[[#備考|本稿の'''備考''']]を参照。
 
なお、休止期間中にも水曜ゴールデンタイムにドラマ枠が存在していた時期があった。詳細は[[#備考|本稿の'''備考''']]を参照。
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;[[赤かぶ検事奮戦記#水曜劇場版|赤かぶ検事京都篇]]
 
;[[赤かぶ検事奮戦記#水曜劇場版|赤かぶ検事京都篇]]
 
*制作:[[松竹]]
 
*制作:[[松竹]]
*放送期間:2010年1月13日 - 2010年3月17日(予定)
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*放送期間:2010年1月13日 - 2010年3月10日
 
*主な出演者:[[中村梅雀]]、[[菊川怜]]、[[原沙知絵]]、[[小野武彦]]、[[古手川祐子]] ほか
 
*主な出演者:[[中村梅雀]]、[[菊川怜]]、[[原沙知絵]]、[[小野武彦]]、[[古手川祐子]] ほか
 
;[[アイリス (テレビドラマ)|アイリス]]
 
;[[アイリス (テレビドラマ)|アイリス]]
*放送期間:2010年4月 -(予定)
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*放送期間:2010年4月21日 - 2010年9月22日
 
*主な出演者:[[イ・ビョンホン]]、[[キム・テヒ]]、[[チョン・ジュノ]]ほか
 
*主な出演者:[[イ・ビョンホン]]、[[キム・テヒ]]、[[チョン・ジュノ]]ほか
  

2010年4月22日 (木) 15:44時点における最新版

水曜劇場(すいようげきじょう)は、TBS系列で、水曜日の21:00 - 21:54(JST)に放送するテレビドラマ枠である。これまで1961年7月から1982年4月まで放送されていたが、2009年4月に27年ぶりに復活した。

略歴・概要[編集]

第一期(1961 - 1982)[編集]

1961年に開始した当初は、文芸調を帯びたテーマで新劇の俳優を用いたドラマや、社会派記者もの、あるいは時代劇、と路線を模索していたが、1969年あたりからほのぼのとしてポップな「ホームドラマ」という活路を見出す。『東芝日曜劇場』と共に“ドラマのTBS”の代名詞ともいわれる放送枠であった。

1970年初頭に始まる『時間ですよ』でいわゆる「久世ドラマ」がブレイク、1974年 - 1975年の『寺内貫太郎一家』、『ムー』(1977年)および『ムー一族』(1978年 - 1979年)の爛熟期を経て、1979年の『家路』へと向かっていく。

1979年、本枠のヒットドラマで演出からプロデュース、主演俳優(郷ひろみ沢田研二)の楽曲の作詞まで手がけていた才人・久世光彦がTBSから独立し、1980年に入ってからの本枠は裏番組の『欽ちゃんのどこまでやるの!?』(テレビ朝日系)が人気だったことが影響して凋落ムードを迎え、横浜銀蠅ブームをフィーチャーした『茜さんのお弁当』(1981年)が最後の華であった。1982年の最初のクールで「水曜劇場」の歴史は閉じる。

第二期(2009 -)[編集]

2000年代中期より、低調状態が続くTBS水曜ゴールデンプライムタイムテコ入れの一環として、『渡る世間は鬼ばかり』シリーズを含む木曜9時に放送されていたドラマ枠を事実上移行させる形で、27年ぶりに本枠を復活させる事となる。ハイビジョン制作。その第1作は2007年4月 - 6月に放送したホームドラマ夫婦道』の第2シリーズである。ソースはTBSのHP「水曜劇場『夫婦道』」ティーザーページ。http://www.tbs.co.jp/fufudo09/

しかし、この時間帯には『相棒』シリーズを含むテレビ朝日の刑事ドラマテレビ東京の『水曜シアター9』も放送されているためか、『夫婦道』は全話2桁完走だった第1シリーズとは対照的に全話1桁で平均7.9%と苦戦を強いられた。また、第2作は橋田壽賀子の脚本で1976年にNHKで放送された『となりの芝生』のリメイク版を放送していたが、初回と第4回、最終回こそ2桁をとったものの、それ以外は1桁を記録、平均も9.7%と1桁に低迷してしまった。そのため、10月・11月・12月期はこれまで放送されていたホームドラマではなく、サスペンスドラマが放送されることになった[1]ものの、『浅見光彦〜最終章〜』も視聴率に関しては関東地区で平均8.1%と苦戦を強いられ、2010年1月クールの『赤かぶ検事京都篇』も初回から9.4%と1桁発進し平均も6.3%前後と低迷した。これにより、2010年4月からは韓国ドラマの『アイリス』が放送される予定[2]。但し、初回から8%と1桁発進してしまった。

なお、休止期間中にも水曜ゴールデンタイムにドラマ枠が存在していた時期があった。詳細は本稿の備考を参照。

主な作品リスト[編集]

第一期[編集]

1960年代[編集]

純愛シリーズ
こちら社会部

1964年1月15日-5月20日までは海外ドラマエスピオナージ編成のため中断

父子鷹
  • 放送期間:1964年5月27日-1964年9月2日
  • 主な出演者:中村竹弥
夕日と拳銃
  • 放送期間:1964年9月9日-1964年12月2日
  • 主な出演者:工藤堅太郎
アジアの曙
国際事件記者

※1965年8月4日-9月1日までは歌のオンパレード編成のため中断

楡家の人びと
ああ!夫婦(第1部)
  • 放送期間:1965年11月3日-1966年3月2日
半七捕物帳(第1部)
ああ!夫婦(第2部)
  • 放送期間:1966年7月27日-1967年3月8日
競作女優シリーズ1 悲しみよこんにちわ
競作女優シリーズ2 レモンのような女
競作女優シリーズ3 ママの貯金
競作女優シリーズ4 世界中で一番好きな人
競作女優シリーズ5 暢気眼鏡
半七捕物帖(第2部)
クラクラ日記
色はにおえど
追跡
きんきらきん
奇妙な仲
待ってますワ
甘柿しぶ柿つるし柿

1970年代[編集]

時間ですよ(第1部)
こけこっこー!
みかんきんかん夏みかん
時間ですよ (第2部)
はーいただいま
おはよう
かっこうわるつ
時間ですよ(第3部)
娘はむすめ
寺内貫太郎一家
時間ですよ・昭和元年[3]
寺内貫太郎一家2
花吹雪はしご一家
さくらの唄
ふたりでひとり
乱塾時代子育て合戦
ムー
せい子宙太郎
ムー一族
熱愛一家・LOVE
家路 Mama Don't Cry
家路PART2 (「家路」第2部)

1980年代[編集]

なぜか初恋・南風
橋田ドラマ 見合い結婚
しあわせ戦争
二百三高地 愛は死にますか
拳骨にくちづけ
嫁が家出した夏
ここまでは他人
茜さんのお弁当
橋田ドラマ 結婚

第二期[編集]

制作プロダクション名の無いものはTBSテレビの局制作、これよりハイビジョン制作

2009年[編集]

夫婦道(第2シリーズ)
橋田壽賀子ドラマ となりの芝生
浅見光彦〜最終章〜

2010年[編集]

赤かぶ検事京都篇
アイリス

備考[編集]

脚注[編集]

  1. サスペンスドラマを長年放送してきた月曜ゴールデンがヒューマンドラマ路線へシフトしたためという説もある
  2. YOMIURI ONLINE:ゴールデンタイムに韓流ドラマ…TBSが4月放映
  3. 関西地区ではこの作品まで朝日放送(ABC)にネットされていたが、放送途中の1975年3月31日に腸捻転の影響による東京-大阪間のネットチェンジで、最後の2話のみ毎日放送(MBS)にネット。以降の作品はすべてMBSにネットされた。
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